技術解説

消費電力の換算・比較ツール

調光フィルムのカタログにある W/m² は、測定したときの駆動周波数によって変わります。測定条件のちがう2製品を、同じ周波数にそろえて比べます。

W/m²
Hz
V
V

W/m²
Hz
V
V

比較条件

Hz
フィルム A
フィルム B

本ツールは周波数を変えた時の理論上の消費電力を再計算をするツールであって、メーカー各社のその周波数における動作を保証するものではありません。あくまでも目安としてお使いください。

フィルム A フィルム B くらべる周波数 ● カタログに書かれている値(測定点)

この計算の中身

使っているのは1本の式だけです。

P ≈ 2πf · C · V² · tanδ

消費電力は駆動周波数 f に比例し、駆動電圧 V の2乗に比例します。したがって測定周波数 f0 で P0 と書かれた値は、周波数 f では P0 × (f / f0) になる計算です。電圧を入力した場合は、さらに (V / V0 を掛けています。詳しくはなぜ調光フィルムの消費電力は駆動周波数で変わるのかをご覧ください。

⚠ この計算の前提

ここに出る数値は、上の式から導いた概算であり、当社が実測した値ではありません。次の前提が置かれています。

  • tanδ(誘電正接)が周波数によらず一定であると仮定しています。実際には tanδ は周波数とともにいくらか変化するため、測定点から大きく離れた周波数ほど、ずれが大きくなると考えられます
  • 成り立つのは、フィルム全面にきちんと電圧が届いている範囲に限られます。周波数を上げていくと、やがて透明電極の抵抗とフィルムの静電容量が効いて、給電した辺から遠い側に電圧が届かなくなります。そうなるとこの比例は崩れます
  • 電圧の欄を空けた場合は、両者が同じ電圧で駆動されるものとして計算しています。切替電圧のちがうフィルムどうしを比べるときは、それぞれの実際の駆動電圧を入れてください
  • フィルム単体の値か、電源装置やコントローラを含んだ値かは、入力した数値しだいです。含む・含まないが揃っていないと、換算しても比較にはなりません

実機での確認が必要な場面では、評価キットをご利用ください。

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お使いのフィルムで試せます

お手元の調光フィルムでマルチゾーン制御をご確認いただける評価キットをご用意しています。消費電力や駆動可能面積のご相談も承ります。

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